MODXの近況

2013年中にMODX3をリリースすると宣言されたのが去年の5月か6月の話。その直後から、ほぼ毎月行われていたRevolutionのアップデートが停滞し、Cloudサービスの充実に注力するようになりました。

http://modx.com/
現在のサイトのイメージを見ても分かるとおり、本家MODXチームは、「開発チーム」というよりサービス提供業者としてのスタンスを強めています。

パッケージのダウンロードはいちおうできますが、控えめな表現ですし、

パッケージのダウンロードページでもCloudのアピールのほうが目立ちます。うっかりTry it Freeのほうをクリックしてしまいそうです。今からMODXを使う人はCloudのほうを試してみてくださいということでしょう。

でも月額が少し高い。数千円くらいします。しかもインスタンスを管理する画面は全部英語。日本人が使うには今のところメリットが少ないです。スケールアップやスケールアウトには対応してないし、メリットとしてはMODXサイトをいくつでも簡単に作れて複製も簡単、ということくらいです。一年ほど様子を見てましたが、ちょっと厳しいんじゃないかというのが正直な感想です。

http://modx.jp/news/20130113.html

MODX3はどうなってるのかとライアン(リーダー)に聞いたところ、

http://www.kendoui.com/
Kendo UIの採用を検討していたが、採用しないことになった。という返事が返ってきたのみです。どうも、ExtJSと大差ないみたいなんですね。MODX3のコードは、まだ一行も書かれていないみたいです。もう3月ですので、今からMODX3を出すとしたら、アルファに近い状態か、Revolutionの見た目を変えた程度のものを出すのが精一杯だと思います。去年の5月頃から言ってた話なので、かなり遅れています。

MODXといえば、世界的には今はRevolutionです。Evolutionが普及してるのは日本とロシアくらいのものです。でも日本とロシアのスキルが低いのかというと、むしろ逆ではないかと思うことのほうが多いです。

最近になってですが、Evolutionの開発を再開するから手伝ってほしいと声がかかりました。発起人はウクライナのドミトロ氏。ロシア版Evolutionの作者です。ライアンを説得したみたいです。ドミトロ氏のサポートを務めるアジェル氏の技術が高く、彼ら2人が今後のEvolutionの命運を握ると言っても過言ではないと思います。

1.0.6・1.0.7・1.0.8は、最低限の消極的な修正しか行われませんでしたが(一行しか変わってないとか・・)、現在整理中の1.0.9はアグレッシブな改修が進んでいます。

リーダーのライアンは「どんどんやってくれ!」と乗り気ですが、技術チーフのジェイソンがどう出るか。Revolutionの開発に専念していただいて、Evolutionのことは全部任せていただけたらと思うのですが。

かつて新世代型CMSとして注目を浴びたMODXですが、この数年は低迷しています。よくできたシステムなので私はずっと使うつもりですが、できれば順当に普及してほしいなと思います。あれこれ戦略的に考えるのが、かえってまずいんじゃないでしょうか?

カテゴリーmodx

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です